ホーム > レミッチ® 製品情報 > 臨床成績 > 長期投与試験

レミッチ®により抗ヒスタミン薬等で十分に効果が認められない( 既存治療抵抗性の)かゆみを有する血液透析患者において、VAS(Visual Analogue Scale)変化量と夜間のかゆみスコア変化量の改善が認められました。
VAS変化量、夜間のかゆみスコア変化量改善効果
抗ヒスタミン薬等で十分に効果が認められない( 既存治療抵抗性の)かゆみを有する血液透析患者を対象とした長期投与試験において、レミッチ®5μg 投与により、VAS及び夜間のかゆみスコアの変化量は前観察期間に比べ、投与開始2週間後に改善し、以降投与終了(52週間後)まで持続した。
- 対象
抗ヒスタミン薬等で十分に効果が認められない(既存治療抵抗性の)かゆみを有する血液透析患者211例 - 試験デザイン
レミッチ®5μgを52週間投与するオープン試験 - 方法
前観察期間(14日間)でかゆみに対するベース治療の効果を観察し、登録期間(2〜5日)で被験者の適合性を確認し、被験者を登録した。登録された被験者にベース治療を継続した上で、レミッチ®5μgを1日1回52週間、原則として夕食後に経口投与し、VAS変化量ならびに夜間のかゆみスコア変化量を評価した。 - 副作用
211例中103例(48.8%)に副作用が認められ、主なものは不眠症41例(19.4%)であった。
VAS(Visual Analogue Scale:視覚アナログ尺度)
100mm の水平直線のスケールの左端を「かゆみなし」、右端を「考えられる最大のかゆみ」と設定し、最も強くかゆみを感じたときの「かゆみの程度」を被験者自身がスケール上に「|」で記入する。スケールの左端から「|」までの距離(mm)をVAS値として扱う。

白取の重症度基準(被験者評価)に基づく夜間のかゆみスコア
前回透析日の起床時から透析当日の起床時までを振り返り、下表に基づいて夜間のかゆみの中で最も強かったときの「かゆみの程度」を被験者自身が判定する。
判定された程度については、「激烈なかゆみ」から「症状なし」までをそれぞれ4から0までのかゆみスコアとして扱う。
程度 |
夜間の症状 |
|---|---|
| 4.(激烈なかゆみ) | かゆくてほとんど眠れず、しょっちゅう掻いているが、 掻くとますますかゆみが強くなる。 |
| 3.(中等度のかゆみ) | かゆくて目がさめる。ひと掻きすると一応眠るが、 無意識のうちに眠りながら掻く。 |
| 2.(軽度なかゆみ) | 多少かゆみはあるが、掻けばおさまる。 かゆみのために目がさめることはない。 |
| 1.(軽微なかゆみ) | 就寝時わずかにかゆいが、特に意識して掻くほどでない。 よく眠れる。 |
| 0.(症状なし) | ほとんどあるいはまったくかゆみを感じない。 |
【効能又は効果】
血液透析患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)
【用法及び用量】
通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5μgを夕食後又は就寝前に経口投与する。なお、症状に応じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること。[本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。(「薬物動態」の項参照)]
【使用上の注意】(抜粋)
2.重要な基本的注意
| (2) | 本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。 |








